【2026年サッカー男子W杯】 日本、強豪オランダとの初戦を引き分ける 勝ち点獲得

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サッカー男子ワールドカップ(W杯)北中米大会は14日午後(日本時間15日朝)、グループステージ(1次リーグ)の試合があり、日本は米ダラス・スタジアムで初戦を迎え、強豪オランダと2-2で引き分けた。
日本は2回にわたってリードを許したが、そのたび追いつく粘り強さを見せた。オランダは日本を突き放すことができなかった。
W杯8大会連続出場の日本は、初のベスト8以上の成績を収められるかが注目されている。前回2022年カタール大会と前々回2018年ロシア大会はともにベスト16で敗れた。
一方、オランダは準優勝を3回経験し、今大会も優勝候補の一角と目されている。前回大会はベスト8だった。
日本は過去、国際大会でオランダと3回対戦している。1分け2敗で勝ったことはない。
この日の試合は序盤からオランダが押し気味に試合を進めた。
開始早々、FWドニエル・マレンがペナルティーエリアでパスを受け、体をターンさせて右足で強烈なシュートを放つ。ボールはゴール枠内に飛んだが、日本のGK鈴木彩艶がはじいた。
前半34分にも、マレンがコーナーキックからのボールを頭でぴたりと合わせたが、これも鈴木がセーブした。
劣勢の日本は、前半終わりが近づくと、ゴールチャンスをつくった。
前半43分、ペナルティーエリアでクロスパスを受けたMF中村敬斗がフリーの状態で右足を振り抜く。ボールはわずかにゴールの左へ流れた。
その直後にも、ペナルティーエリア右に出たパスに上田綺世が右足を合わせたが、シュートはサイドネットを揺らした。
前半は両チーム無得点で終了した。
オランダがリードする展開

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この試合、最初のゴールを決めたのはオランダだった。
後半5分、左サイドでのフリーキックから右に展開し、クロスのパスにDFヴァージル・ファン・ダイクが正確に頭で合わせた。ボールは右ポストに当たってゴールに収まった。
日本は追う展開となったが、すぐにチャンスをものにする。
後半12分、ペナルティーエリア左でマイナスのパスを受けた中村が、ボールをエリア外に運んでから体をひねって右足を振り抜く。ボールは前方にいたMF前田大然の足下を抜けゴール左に。試合を1-1の同点にした。

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追いつかれたオランダは、すぐに再びリードを奪う。後半19分、ペナルティーエリア右でパスを受けたFWクリセンシオ・サマーヴィルが中央にボールを運び、左足でシュート。ボールはゴールポスト左に当たりネットを揺らした。
日本はリードを許したまま試合終了が迫るなか、値千金のゴールを決める。後半44分、右サイドのコーナーキックでFW伊東純也が送ったクロスをFW小川航基が力強く頭で合わせた。ボールはMF鎌田大地の頭に当たり、GKバート・フェルブルッゲンに触られながらもネットを揺らした。
これで2-2の同点に。試合はそのまま終了し、双方が勝ち点1を獲得した。
「2回リードされても諦めなかった」
日本の森保一監督は試合直後のインタビューで、「勝てなかったのは残念だが、選手たちが2回リードされても諦めず、チーム一丸となってタフに粘り強く最後まで戦い抜くということを実践してくれて、勝ち点1がしっかり取れた」と前向きに評価した。そして、「次の試合、勝ち点3を取れるよう、チーム一丸となって準備したい」と話した。
グループFの日本の次の試合は、日本時間21日午後1時キックオフのチュニジア戦。同26日にはスウェーデン戦がある。オランダは20日にスウェーデンと対戦する。
この日の試合を現地取材したBBCのフィル・マクナルティー・サッカー担当主任記者は、日本について、2回リードを許しながらも、決して諦めず、粘り強さと闘志、どこまでも得点を追求する攻撃を見せ、今後大きな意味をもち得る貴重な勝ち点1を手にしたと解説。
一方のオランダについては、勝ちを目前にしながらそれを逃し、引き分けに甘んじたことで、チーム全体に失望感が広がるだろうとした。
ダラス・スタジアムからBBCラジオに出演した元イングランド代表GKのポール・ロビンソンさんは、「なぜ多くの人が日本をダークホースと呼んでいるのか、その理由を彼らは改めて示した。日本は結束が固く、一体感があり、監督が求める戦術をしっかり理解している。徹底したトレーニングを積んでおり、そのプレーは非常に効果的だ」と評した。
BBCスポーツのライブサイトには、英グラスゴーのサラさんと名乗る人物が、「日本人の諦めない姿勢は感服に値する! オランダは技術と身長で優位に立ち、勝利への執念も同じだった。アジアのサッカーが帰ってきた」と投稿した。
同サイトは、元オーストラリア代表監督のアンジェ・ポステコグルーさんが英放送局ITVで述べたコメントも掲載。ポステコグルーさんは、「もどかしいのは、日本は相手に1点許すたび、突然真の実力を示し、ボールを持った時のプレーが見違えて積極的になることだ。突然オランダにプレッシャーをかけ始めたが、最初からそうすべきだった」、「(日本は)今日見せた以上の力を秘めており、もっと大胆なプレーができる」と述べた。












