トランプ氏、イランとの戦争終結に向けた協議が進んでいると 双方は攻撃の一時停止続ける

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アメリカのドナルド・トランプ大統領は27日、イランとの紛争をめぐり「とても友好的な交渉が行われている」と述べた。アメリカとイランは3日連続で、互いへの攻撃を停止している。
トランプ氏はこの日、大統領専用機エアフォース・ワンの機内で記者団に対し、「何かが起きる可能性は十分にあると思う」と述べ、戦争終結への楽観的な見方を示した。
ただし、最新の交渉が失敗に終わった場合には、米政府は戦闘を一時停止する以前の「状態に戻る」だろうと警告した。
一方でイラン政府は、直接交渉は行われていないと否定している。
トランプ氏は、両国の仲介にあたっている国々から、もう一度協議するチャンスを与えるよう求められたため、24日に対イラン攻撃を停止することを決めたのだと説明した。
イラン側も同様に攻撃を停止している。
今回の攻撃の一時停止は、2週間近くにわたる米軍による連日の空爆と報復攻撃を経て実現した。6月に署名した覚書で記された停戦は事実上、崩壊している。
米軍は当時、対イラン攻撃について、世界的な石油輸送路のホルムズ海峡で「商船への脅威となるイランの能力を低下させる」ことが目的だと説明していた。
紛争が沈静化するのではないかとの期待感から、原油価格は27日に一時、9%以上下落し、1バレルあたり87.59ドル(約1万4000円)となった。
トランプ氏は大統領専用機内で、5カ月にわたる戦闘で、アメリカの弾薬備蓄が底をつきつつあるとの報道を一蹴した。
トランプ氏は、「我々には多くの弾薬がある。中規模の装備もたくさんある。何があっても使い切れないほどの量だ」、「たくさんあるが、もっとほしい」と述べた。
トランプ氏によると、「多くの装備」が製造中で、特に、高く評価されている米国製の弾道ミサイル迎撃システム「パトリオット」の製造が進められているという。
「同システムは増えつつある。我々は大量に保有している」とも、トランプ氏は述べた。
こうした中、ホワイトハウスのアナ・ケリー副報道官は、米軍には「トランプ大統領のすべての戦略目標、さらにそれを超える目的に対応するのに十分すぎる弾薬、銃弾、備蓄がある。『エピック・フューリー(壮絶な怒り作戦』は、アメリカに手を出すとどうなるかを明らかにした」と述べた。
「それでも大統領は、この国の防衛請負業者に対し、世界最高のアメリカ製兵器を絶えず増産するよう促している」とも、ケリー氏は付け加えた。
アメリカとイスラエルは2月28日、イランへの攻撃を開始した。イランは報復として、湾岸諸国にある米軍基地やそのほかの施設、イスラエル国内の標的に向けてミサイルやドローンを発射した。
イランとアメリカは6月に、軍事作戦の停止、ホルムズ海峡の再開、戦争終結に関する60日以内の合意形成を目的とした了解覚書に署名した。
しかし、7月13日にイラン軍がホルムズ海峡でタンカーを攻撃すると、アメリカはイランへの空爆を再開。イランの港湾を対象とした海上封鎖も再び実施した。
これに対しイランは、中東各地の米軍の施設や基地への攻撃で報復。米兵4人を殺害した。イラン保健省は、米軍が再開したイラン空爆によって殺害された人数は、数十人に上っているとしている。















